ネット上の過去の遺産mixiで体験した恥ずかしい話 足跡機能が生んだ悲劇
mixiで体験した思わず赤面物の私の恥ずかしい経験をご紹介します。
不可解な足跡
昔、mixiという一世を風靡したSNSがありました。
(いまもありますが)
そのmixiには自分のページを見た人の履歴が確認できる、
足跡機能
という画期的かつ斬新な機能があったんです。
その足跡機能で、ある時期、毎日、ときには一日に何度も私のページを見に来ている男性がいることに気付きました。
普通だったら、
「うわっ!きもっ!ストーカーかよ!」
となるのですが、トップ画像が、
なかなかのイケメン
だったんです。
その彼とは半年から1年ほど前に彼から申請が来てマイミク(懐かしい・・)になったのですが、
それからはほとんど絡みもなく、お互いによく知らない状態でした。
しばらくしても毎日足跡が付き続けたので、
さすがに私も気になって彼のページを改めて良くみてみました。
すると・・・
ふむふむ。。
顔画像は数枚あるし本人かな。
経歴も申し分ない。
身長も趣味も素晴らしいな。んん!?
仕事もがんばってる!?
紹介文も素晴らしい!!
即戦力じゃないか・・・!
「おい!きみ!彼は一体どこで!?」
「ビズリーーーーチ!!」
状態だったのです。
でも何で急に私のページを見るようになったの!?
いまごろ親から授かったこの美しすぎる容姿←
と類まれなる文才に気付いてしまったっていうの!?
ちょっと気付くのが遅すぎるんじゃない?
でも気付いたなら何でコメントもメッセージもしないで、足跡おんりーなの!?
シャイなの!?
照れ屋さんなの???
私のことが好きすぎて近づけないっていうの!?
・・・・
シャイ・・
いいじゃない。
チャラいよりずっといいじゃない。
たしか中谷彰宏さんの本だったかに書いてあった。
「パーティーでみんなとワイワイやっている人たちより、
端っこで一人でお酒を飲んでいる人の方が信用できる」
みたいなことが!
私もそう思うわ彰宏!!
そして、いつしかほんの少し彼のことを意識してしまっている自分に気づきました。
やがて、
ここはシャイな彼に変わって、私がキッカケを作ってあげてもいいんじゃないかな。
何気ないメッセージを一回送って、素直になれない彼の心の中の氷を少し溶かしてあげてもいいんじゃないかな?
そんな気持ちになったのです。
彼に思い切ってメッセージを送信
私は彼にメッセージを送ってみることにしました。
あくまでライトに。
「なに毎日足跡付けてるの?」だとか「私のこと気になってるの!?」なんてヘビーなやつではなく。
あくまでかるーーい文章を。
まるで二枚重ねのティッシュをそっとはがして一枚にしたかのような軽ーいメッセージを。
私が彼に送ったメッセージはこんな内容だったと思います。
「おはよー!
最近よく足跡が付いてるから気になった(笑)
どうしたの?」
数時間ほど待つと、彼からメッセージが届いていました。
私はちょっとドキドキしながら、メッセージ一覧を開き、
件名がそのままで返信されていた彼からのメッセージを開封してみたのです。
そこにはこう書かれていました。
「ごめん!
ログイン順マイミク一覧でいつもレンちゃん(私の名前)の横に好きな子がいて
その子のログイン時間知りたかったんだけど、
本人に足跡付けたくなかったから、
いつもレンちゃんのページ見て確認してたんだ><」
・・・・
私は書いてある内容の意味が一瞬分からず、
一生懸命脳内で翻訳をしました。
つまり、これは、
ヤケ酒を飲めってこと!?
Posted Date: 2018/03/21