今まで癖だと思っていたのが病気だった!自力では治せない「皮膚むしり症」とは?
わたしは昔からストレスを感じると、無意識に唇の皮や指の皮を血が出るまで剥いてしまう癖がありました。最近ひどくなってしまったので調べてみると、なんとその症状は「皮膚むしり症」という病気だったんです・・・!今回はそんな「皮膚むしり症」になっているわたしの話です。
ストレスを感じるとついついやってしまう癖
「ついついやってしまうやめられない癖」って
誰にでもあることですよね。
わたしは、
無意識に唇や指の皮を血が出るまで剥いてしまうという癖が
昔からずっとあります。
気づいたらやめるように意識しているのですが
何かあるとすぐやっちゃうんですよね(笑)
困った癖だなあ・・・と思い、
他にも同じことをやってしまう人がいるんじゃないかと
ネットで調べてみたんです。
するとなんとこの癖が、
癖ではなくて病気だということが発覚したんです!
「自傷皮膚症」「強迫性皮膚摘み取り症」など
様々な名前がついているようですが、
総称して「皮膚むしり症」という病気らしいんです。
今回はそんな皮膚むしり症になっている
わたしの話を紹介していきます。
「皮膚むしり症」という病気だった・・・
皮膚むしり症とは名前の通り、
自分の皮膚を引っかいたりむしったりする行為を
繰り返してしまう症状の病気だそうです。
爪や針、ピンセットなどまで使って
皮膚の小さな凸凹、吹き出物、硬くなった角質などを
むしり取る行為がこれに当てはまります。
しかし、むしることを楽しんでいるというわけではなく
むしったあとの出血を見て後悔し、そういう行為をやめようと
何度も試みるもののやめられないのです。
楽しんでしている行為ではなく、
やめようと思ってもやめられず、
皮膚を傷つけ続けているという状況ですね。
まるっきりわたしでびっくりしました(笑)
わたしの場合は無意識に爪をつかって
唇や指の皮をとにかくむしっています・・・
やっているときは自分の手を止めることができず
血が出るまでやり続けてしまいます。
やばいと思ったときにはもうすでに手遅れなので
次はやらないぞと気を付けているのですが、
気づいたらまた同じことをくり返しているのです。
特にここ1ヵ月くらいの症状がひどく、
指も唇もずっとボロボロの状態が続いています(T_T)
どういう人がなりやすいの?
そうなる環境がそろえば、
誰でもこの病気になる要素を持っているようです。
地震や火事の最中といった極端なストレス下や、
就職や結婚、転居をした直後など
環境の大きな変化がある時には起きません。
一方、生活環境が安定し、刺激もない、
何もすることがない環境に一人ぼっちで置いておくと、
犬や猫、鳥でも同じような症状を示すようです。
ストレスが一切ないというのも
動物にとっては一種のストレスになるんですね。
暇つぶしのための単純作業のような感じで、
とりあえず手近にある自分の皮膚をむしる行為に
及んでしまうのがこの病気みたいです。
1人暮らしをはじめて1年半たつわたしは
まさにこれに当てはまっていますよね(笑)
最近極度のストレスを感じるような出来事があり、
また家にずっといたことから
悪化してしまったのかなあと思っています。
治療法はあるの?
皮膚むしり症の症状に心当たりがあり、
生活や仕事で支障を感じている場合は
まずカウンセリングに行くことから始まります。
カウンセリングで生活状況と実際の症状などを聞き、
皮膚の状態をチェックし、むしり行動を観察します。
その後、本人の習慣や生活に組み込みやすい行動を、
皮膚をむしる行為と置き換えて行う
『習慣逆転法(ハビット・リバーサル法)』という
行動療法を試みるみたいです。
例えば、皮膚をむしってしまいそうな時は
お菓子を食べるようにしたりするなど、
意識と行動を置き換える習慣を取り入れることで
皮膚むしり症は改善する可能性があります。
習慣逆転法とカウンセリングを組み合わせて治療を行うと、
早ければ3カ月前後で症状が改善されるようです!
わたしは確かに症状には当てはまりますが、
生活や仕事で支障をきたすほどではないです◎
ただ唇や指が痛いのが続いているので、
この先もずっと酷かったら病院に行ってみようと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今まで癖だと思っていたことが
実は病気だったとわかったら驚きますよね!
でも病気だとしたら、
その癖が治せる可能性もあるんです◎
わたしと同じような症状を持っている人は
一度病院に行ってみることをオススメします。
また他にも癖で悩んでいる人がいたら
もしかしたらそれは病気かもしれないので
まずはネットで調べてみてくださいね。
Posted Date: 2018/10/12