10歳で盲腸手術を経験。ある事件がきっかけで重症になってしまった私の体験談【後編】
小学4年生の10歳の頃、私は盲腸(虫垂炎)手術を経験しました。手術前には、死ぬほど辛い痛みに襲われました・・。しかし、まだまだ辛さは終わらなかった。後編は、そんな盲腸手術後の処置についてです。
お腹に刺さった4本の管を取る・・・
膿がなくなってきて、状態が良くなってくると次に待っていたのは、
「管を取る」という処置です。
これはもちろん麻酔は使いません。
先生には「ちょっと痛いかも~。頑張ってね。」
と言われて、されるがままに・・。
抜く瞬間、内臓を抜かれたかのように「ウッ」と変な感じがし、
同時に涙が出るほどの痛みを感じました。。
この日からは先生に、
「今日は管を取るよ~」
と、言われることが恐怖で毎日怯えていました。
これを繰り返すこと4回。
私は、毎回泣いてたので、
先生は私に「先生怖いよね。嫌いにならないでね。。」
と、言われてしまいました。(笑)
もちろん怖いし、「先生来ないで・・。」と内心毎日思っていたけど、
得意の愛想笑いで乗り切りました。
次に待っていたのは・・・
管が全て抜けて、やっと終わった~。。
と思ったのもつかの間。
次は、盲腸を取り出す際に切った部分(へその下あたり)です。
私は、その部分を7cmほど切りました。
自分で患部を見ることはなかったので、
まさかそこに、「ステープラー」があるなんて知りませんでした。
※「ステープラー」とは、
医療用のホッチキスです。
見た目は本当にホッチキスらしいです。
ただ、止める対象が「紙」から「皮膚」になっただけ。。
傷口に沿って、このステープラーが固定されていたのです。
そのステープラーを抜く処置である、
「抜鈎(ばっこう)」もまた辛かったのです。
想像しただけでも、
ぞくぞくしますよね。。。
これもまた麻酔はなしで行いました。
何個ステープラーがあったのかは覚えていませんが、
1日に3つくらい抜く処置を2.3日に分けて行いました。
抜く瞬間、どのようになっているのかはもちろん見たくなかったので、
目をつぶりながら、歯を食いしばって、
ベットの柵をギュッと握りしめながら耐えていたことをすごく覚えています。
「チクッ」よりも強い痛みであるとともに、
普段経験したことのないような処置という怖さで、
これもまた毎回泣いていました(笑)
そして・・・・
ついに全ての処置が終わりようやく退院!!!
約2週間の入院生活が終わりました!
退院してからは、体調は良好!
たくさん泣いてしまったけれど、
命を救ってくれたお医者さんには本当に感謝です。
まとめ
何はともあれ、病気を我慢してしまうことはいけないと学びました。
少しでも自分の体調が悪くなったと思ったら、
家族や周りの人に話したり、
病院にすぐに行くことが大切です。
もっと早く病院に行っていれば、
こんなに重症にならず、手術すらしなくても済んだかもしれないと言われました。
今回は、
「小心者であった私」と「食中毒事件」が重なって招いてしまった私の辛い体験記でした。
今後、このようなことがないように
自分の身体を大切にしていきたいと思います。
みなさんも、
何かおかしいな?と思ったら我慢せずすぐに病院へ行きましょう!
Posted Date: 2018/07/27