市販の点鼻薬を使いすぎると「点鼻薬性鼻炎」に!?点鼻薬連用で鼻詰まりが悪化した私の体験談【後編】
辛い鼻づまりを解消する方法としてまず思いつくのが「市販の点鼻薬」。即効性があり、ものの数秒で鼻詰まりが解消されるので手放せませんよね。しかし、この市販の点鼻薬を使いすぎると『点鼻薬性鼻炎』になり鼻詰まりが悪化してしまう危険があるのです!今回は点鼻薬性鼻炎になってしまった私が主な原因や辛い治療法についてお話していきます。後編では治療法、辛すぎた治療期間についてです!
点鼻薬性鼻炎の治療法は?
『点鼻薬性鼻炎』は重症化すると、
粘膜が厚くなった部分を削る「粘膜切除手術」が必要なこともあります。
ですが、私は幸運にも重症化はしていないとの事だったので、
”病院の点鼻薬”と”錠剤”を処方されました。
そして一番の治療法は、
「市販の点鼻薬は今後使わないこと」
と、言われました。
治療法をまとめると・・・
・病院から処方された点鼻薬を使用する
・錠剤を飲む
・市販の点鼻薬は使わない
この3点が私の治療法です。
しっかり守ることで、
徐々に鼻詰まりが改善するとのことでした。
肌身離さず持ち歩き連用して使っていた
「市販の点鼻薬」が禁止され途方にくれましたが・・・
病院から点鼻薬を処方されたのでホッと一安心。。
「これでやっと鼻詰まりから解放される~!!!」
こんなに簡単な治療法なら、
”早く病院へ行けばよかった”と思ったのを覚えています。
辛すぎた治療期間・・・
処方された錠剤は2種類あり、
1つは、朝・昼・夜の3回。
もう1つは寝る直前に飲むものでした。
処方された点鼻薬は、
「アルロイヤー点鼻液50μg」というもので、
1日4回鼻腔内に噴霧吸入します。
「ん?まてよ・・1日に4回だけ!?」
市販の点鼻薬を1日に10回以上使っていた私は、
1日に4回しか使用できないことに愕然しました。
しかも、使ってみてビックリ・・・
鼻腔内に噴霧吸入しても、
鼻詰まりは全く改善されず・・・。
効能は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を改善するといったものなので、
市販のものと効果はなんら変わらないはず。
なのに、時間が経っても鼻は詰まったまま!!!
・・・処方された点鼻薬は市販の点鼻薬よりも効果がないものだったのです。
しかし、市販の点鼻薬は禁止されているので使用できず。。。。
ただひたすらに鼻詰まりの息苦しさに耐える日々を送ったのです(泣)
(ちなみに錠剤も即効性なし)
辛い日々を乗り越えてようやく・・
病院から処方された点鼻薬、錠剤をのみ続けること約1週間。
ようやく、鼻通りが良くなり、
”睡眠時に息苦しくて起きてしまう”
ことがなくなりました。
完全に治ったわけではありませんが、
365日24時間鼻詰まりで苦しんでいた日々からようやく抜け出せたのです!!
そして、処方された点鼻薬、錠剤を飲み終えたころには、
1日に2、3回ほどしか鼻は詰まらなくなりました♪
病院の先生には、市販の点鼻薬の正しい使用方法
(1回に1~2度ずつ、1日6回を限度、適応感覚3時間以上おく)を守るなら使っても良いと言われたので、
今はしっかり守りながら、鼻詰まりとうまく向き合っています!(笑)
まとめ
市販の点鼻薬を使いすぎて「点鼻薬性鼻炎」になってしまった私の体験談でした。
鼻詰まりの救世主、市販の点鼻薬を使えない日々は
「酸欠で死んでしまうのでは・・?」とまで思ったくらい辛いものでしたが、
酷い鼻詰まりから解放された今、耐えて良かったと心から思っています!
もし今現在、市販の点鼻薬を使っている方は、
使いすぎには注意を払い、正しい使用方法を絶対に守ってくださいね!
そして、最近鼻詰まりが悪化してきたかも・・・
と感じている方は、早めに耳鼻科へ行くことをオススメします!
Posted Date: 2018/11/20